日本維新の会の前原誠司共同代表は6日の記者会見で、ガソリン税の暫定税率廃止の協議について、自民、公明両党と3党で進める意向を表明した。
維新は当初、立憲民主、国民民主両党を加えた5党の枠組みを提唱したが、軌道修正した。
前原氏は「まずは自公維で協議を始めることで(与党と)合意した」と説明。「他党が入ることは妨げない」とも語った。
これに関し、立民の重徳和彦政調会長は6日の会見で、5党協議案について「突如出てきたので面食らっている」と述べ、参加に難色を示した。国民民主も既に拒否の立場を明らかにしており、このテーマでも野党の対応が割れることになった。