DOZAN11が『ABEMAエンタメ』に出演
レゲエミュージシャンのDOZAN11が8日、『ABEMAエンタメ』の密着企画「NO MAKE」に出演。三木道三としてブレイクした当時を振り返り、突然の引退を発表した真相について語った。
【動画】「顔の骨と歯が3本飛んで…」 ブレイク1年後に突然引退したミュージシャンの入院時の姿
「一生一緒にいてくれや」という歌詞でおなじみの2001年発売の楽曲『Lifetime Respect』で一躍ブレイク。しかし、その翌年に突如、引退を発表した。14年には、DOZAN11としてアーティスト活動を再開し、現在はアパレルブランドも立ち上げて音楽以外でも精力的に活動している。
そんなDOZAN11はブレイク前の24歳当時、米国留学中に交通事故に遭い、右足のつま先を複雑骨折、「顔の骨と一緒に歯が3本飛んで、ひざの皿が真っ二つに」なる大けがを負っていたと告白。その後遺症から、ブレイク直後の全国ツアー中に体の限界を感じていたという。
そのため「前々から悪い体の箇所を直したいなと。メンテして、手術をしたいな」と引退を決断した理由を明かした。
また、心の変化にも引退を決意した理由があったという。
「欧米のいわゆる奴隷の子孫たちが、ジャマイカとかそういうところで劣悪な環境ながら自分たちの文化を誇りを歌って世界の音楽にイノベーションを起こしている。これを『よし、日本に持ってこよう』っていうのが、実は僕の出発点なんですよ。だから音楽が好きだからやり始めたと言うよりは、社会活動っていったら大袈裟ですけど、日本にとってポジティブなことをしてそういう存在になりたかったって言うのがあります」
その上で、ブレイク前後からジャマイカの音楽シーンでは不良出身のミュージシャンが台頭するなど不良カルチャーが色濃くなってきたこともあり「面白くなくなってきた」と心境にも変化があり、「このまま日本に輸入してくるのってどうなんかな、と疑問を持ち出して一回引退したって言うのもあるんですよ」と引退の真相について語った。
ENCOUNT編集部