TBSの番組「転身爛漫！あのスターのマエとアト」で、元天才子役として知られる黒田勇樹さんの現在の姿が明らかになり、話題を呼んでいます。この記事では、黒田さんの波乱万丈な人生、俳優業への変わらぬ情熱、そして45歳を迎えた現在の活動について詳しく掘り下げていきます。
黒田勇樹、子役時代の輝きと転機
黒田勇樹さんといえば、1994年放送のドラマ「人間・失格～たとえばぼくが死んだら」でのいじめっ子役の怪演が鮮烈に記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。その後も「学校3」など数々の名作に出演し、0歳から芸能界で活躍してきた、まさに芸歴＝年齢の俳優です。
黒田勇樹さん子役時代
俳優から制作側へ：多才な才能を発揮
現在45歳を迎えた黒田さんは、俳優業を続けながら、舞台の制作側にも活躍の場を広げています。監督、演出、脚本など、多岐にわたる才能を発揮し、多忙な日々を送っているとのこと。番組内では、「これがやめられないんだから、きっと楽しいんでしょうね」と笑顔で語り、仕事への情熱を覗かせました。
印象的なビジュアルの変化と俳優としての想い
かつては長い黒髪が印象的な美少年として知られていた黒田さんですが、近年、SNSに投稿されたスキンヘッド姿の写真が話題となりました。番組内でこの件について触れ、「遊びで1回やっただけ」としながらも、「若い時に注目された人ってその時のイメージをずっと引きずっちゃうじゃないですか？でも大人になったら大人になった仕事をしなきゃいけない」と、俳優としての確固たる信念を語りました。
収入の激減と現在の生活
子役時代には数百万円の月収を得ていた黒田さんですが、現在は「月最低10万くらいで、（舞台などが）当たればもっといく。当たらなければ苦しい生活が続く」と明かし、当時とは大きく異なる生活を送っていることを告白。「友達とか親戚の家の片隅に、荷物を置くスペースと寝るスペースをいただいて、そこを転々としている感じですかね」と語り、厳しい現実を赤裸々に語りました。
芸能界引退と意外な復帰のきっかけ
黒田さんはかつて、病気療養をきっかけに芸能界を引退した時期がありました。「俳優以外の仕事をやったことがない」という思いから、引退期間中は引っ越し業者、食品工場、印刷工場、バーテンダーなど様々な職業を経験。そして31歳で芸能界に復帰を果たしました。
その復帰のきっかけは、なんとハローワークの職員からの「あなた、芸能やった方がいいよ」という一言だったそう。意外すぎる理由に、スタジオからも驚きの声が上がりました。
社会経験を活かした演技への進化
引退期間中の様々な社会経験は、黒田さんにとって貴重な財産となっています。「本当にいる人たちの生活を見て、人間味のある演技ができたり。逆に学生なんか、今の方がうまくできると思う」と語り、俳優としての成長を確信している様子でした。
再び輝く日を夢見て：黒田勇樹の挑戦は続く
波乱万丈な人生を送りながらも、俳優への情熱を燃やし続ける黒田勇樹さん。45歳を迎えた現在も、舞台制作や俳優業など、精力的に活動を続けています。今後の更なる活躍に期待が高まります。
