米政権、口頭弁論の延期を要請 日鉄のUSスチール買収阻止巡る裁判


司法省は、口頭弁論の期限の「延長により、米政府はUSスチールと日鉄の買収に関し継続中の協議を完了することが可能となる」とし、トランプ政権が何らかの形で日鉄によるUSスチールの計画を進める考えであることを示唆した。

日鉄とUSスチールは1月、買収に対し不当な介入があったとしてバイデン前大統領の買収禁止命令や対米外国投資委員会(CFIUS)の審査の無効を求める訴訟など複数の訴訟を提起した。

トランプ大統領は2月、日鉄によるUSスチールの少数株式取得を容認できるとし、日鉄はUSスチールへの投資を検討していると述べていた。



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