日本側「実りある議論」とするも合意は見えず 米で7回目の関税交渉


【写真】日米関税交渉における日米両国のキーマン

 2人は貿易の拡大、非関税措置、経済安全保障面での協力などについて、1時間超にわたって話し合った。日本政府は「日米双方にとって利益となる合意を実現できるよう、日米間で精力的に調整を続けていく」とした。

 今回の交渉は、カナダで今月16日に日米両首脳が会談して以降初めて。首脳会談では一致点を見いだせず、閣僚級での協議を続けることを確認していた。

 日本側は自動車関税の見直しを最優先にしており、同関税を所管するラトニック氏と議論したとみられる。ただ、米側は関税の撤廃や税率の大幅な引き下げには難色を示しているとみられ、合意に向けた道筋はみえていない。

朝日新聞社



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