高嶋ちさ子さんといえば、ヴァイオリニストとしてだけでなく、歯に衣着せぬ発言でテレビでも活躍する人気者。そんな彼女が、幼馴染が手掛ける暗号資産投資「ビットサンズグローバル(BG)」に投資していたことが発覚し、波紋を広げています。果たして、BGとはどのような投資案件なのか?そして、高嶋さんはどのような立場だったのか?この記事では、事件の真相に迫ります。
ビットサンズグローバル(BG)とは?その実態に迫る
BGは、暗号資産と会員権を組み合わせた投資商品として、高配当を謳って出資を募っていました。具体的には、預かった資金を暗号資産のマイニングやオンラインカジノに投資し、その利益をビットコインで配当するという仕組みです。しかし、週刊文春によれば、元本保証を約束されていたにもかかわらず、配当が支払われない、元本も返金されないといった被害報告が相次いでいるようです。
高嶋ちさ子さんの写真
高嶋ちさ子さんの関与は?広告塔としての役割はあったのか?
複数の投資家が週刊文春に証言したところによると、BGの営業担当者は「高嶋ちさ子さんも投資しているから安心」という言葉を使い、投資を勧誘していたとのこと。まるで高嶋さんが広告塔のような役割を担っていたかのように見えますが、高嶋さんの事務所はこれを否定。高嶋さんは幼馴染である冨岡氏からBGのマイニング案件の紹介を受け、投資したことは認めていますが、氏名や肖像を勧誘に用いることを許諾したことは一切ないと主張しています。
週刊文春のロゴ
専門家の見解:出資法違反の可能性も
金融規制に詳しい岩田合同法律事務所の深沢篤嗣弁護士は、元本保証を謳って不特定多数から資金を集める行為は、出資法に違反する可能性があると指摘しています。BGの事業内容や勧誘方法には、法的な問題が潜んでいる可能性も否定できません。
BG側の主張:元本保証や高嶋さんの広告塔利用を否定
BG側も、代理人を通じて週刊文春の取材に回答。月利8%、元本保証を謳っていた事実、そして高嶋さんを広告塔として利用していた事実はないと主張しています。双方の主張が食い違う中、真相解明が待たれます。
まとめ:投資の際には慎重な判断を
今回の事件は、投資の際には、有名人の名前や甘い言葉に惑わされず、事業内容やリスクをしっかりと見極めることの重要性を改めて示しています。今後の展開を見守りつつ、投資に関する知識を深め、賢明な判断を心がけましょう。