夜間運転中、前方の車の赤いライトが眩しくて困ったことはありませんか？ブレーキランプとは違う、やけに明るいあの光。実はそれ、リアフォグランプかもしれません。最近、リアフォグランプの誤用が目立ち、ドライバーの間で問題となっています。
リアフォグランプの正しい使い方とは？
リアフォグランプは、濃霧などの視界不良時に自車の存在を後続車に知らせるための安全装備です。フロントフォグランプのように前方を照らすのではなく、後方へ強い赤色の光を放ちます。視界50m以下といった、極めて視界が悪い状況での使用が想定されています。
なぜ誤用が問題なのか？
リアフォグランプは非常に明るい光を放つため、視界が良好な状況で使用すると後続車のドライバーを眩惑させてしまい、危険な状況を招きかねません。例えば、ドイツでは視界50m以下の場合のみ点灯が許可されており、それ以外の状況での使用は違反とされています。日本では明確な規定はありませんが、周囲の車への配慮が必要です。
リアフォグランプの誤用で後続車が眩しい思いをしている様子
リアフォグランプの誤用による迷惑行為の実態
「リアフォグランプの眩しさに悩まされている」というドライバーの声は少なくありません。自動車教習所のインストラクター、佐藤健一氏（仮名）も「最近、リアフォグランプを点灯したまま走行する車を頻繁に見かける。ドライバーの意識改革が必要だ」と警鐘を鳴らしています。
無駄な点灯は避けよう！
リアフォグランプは必要な時にのみ点灯するべきものです。晴天時や視界良好な状況での使用は控えましょう。 “せっかく装備されているから”、”全部のランプを点灯させたい”という理由で安易に点灯するのは、周囲のドライバーにとって迷惑行為となります。
濃霧の中でリアフォグランプが正しく使用されている様子
まとめ：安全運転のために正しい知識を
リアフォグランプの正しい使い方を理解し、周囲の車への配慮を忘れずに安全運転を心がけましょう。夜間の視界確保は、自分だけでなく周りのドライバーの安全にも繋がります。
自分自身もリアフォグランプの眩しさに困った経験はありませんか？ぜひ、コメント欄であなたの体験や意見を共有してください。また、この記事が役に立ったと思ったら、シェアして周りのドライバーにも教えてあげましょう。jp24h.comでは、他にも車の安全運転に関する役立つ情報を発信しています。ぜひ、他の記事もチェックしてみてください。
