ドイツ、IS関係者受け入れ トルコから送還、子供も





ドイツのメルケル首相(ロイター)

 ドイツ政府当局者は12日までに、トルコが送還を始めた欧米出身の過激派組織「イスラム国」(IS)関係者について、ドイツ人送還者の身柄を受け入れる考えを示した。トルコからは既にドイツ人1人が送還された。週内にも女性や子供を含む9人が続く予定で、当局は今後、必要に応じて司法手続きを進める見通し。

 政府当局者は11日、送還されたドイツ人の入国を拒むことは「法的に不可能」と説明。トルコで拘束中のドイツ人は他にもいるとみられ、ドイツ政界からは送還者を引き取り、裁きにかけるべきだとの声が上がっている。

 報道によると、送還対象にはドイツからシリアなどのIS支配地域に渡ろうとしてトルコで拘束された一家も含まれる。

 トルコは約1150人のISメンバーを拘束中で、外国人も多数含まれるとされる。(共同)



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