ラグビー・ワールドカップ(W杯)の試合会場周辺で、ニュージーランド代表の偽物のマフラータオルを大量に所持したとして、警視庁生活経済課は13日までに、商標法違反の疑いで、イスラエル国籍の住所、職業不詳、カンカス・イータン容疑者(43)と外国人の男計3人を逮捕した。
同課によると、カンカス容疑者は世界的なスポーツイベントの開催国を渡り歩き、中国から仕入れた不正商品を売っていたとみられる。今回は9月に短期ビザで入国し、出国直前の今月7日に成田空港で逮捕された。容疑を一部否認している。
逮捕容疑は10月6日、共謀し、東京都調布市の味の素スタジアム周辺で偽物のマフラータオル94本を所持したとしている。当日はニュージーランドとナミビアの試合があった。パトロールしていた大会関係者から通報があり、調べていた。