カナダ首相、トランプ氏の輸入車関税に報復意向 27日に閣僚会議


記者団に対し、トランプ氏の行動は「直接的な攻撃」であり、27日にハイレベル閣僚会議を開いて対応を決めると説明。「われわれは労働者を守り、企業を守り、国を守る」と語った。

カナダはすでに総額1550億カナダドルの報復関税パッケージを発表しており、トランプ氏の行動次第で段階的に課すとしている。

記者団からいつ対応するのかと尋ねられると、カーニー氏は「間もなくだ。われわれはオプションを持っている。報復関税を導入することもできる」と述べた。詳細には触れなかった。

同氏はトランプ氏と近いうちに話をすることが適切だとも述べた。カーニー氏が首相に今月就任して以来、両氏の話し合いは行われていない。

カーニー氏はまた、加オンタリオ州のフォード首相と電話で話をしたと明らかにした。

フォード州首相は先に記者団に対し「カナダ国民に痛みを与えることなく、米国民にできるだけ多くの痛みを与えるようにするつもりだ」と語った。カナダで最も人口の多いオンタリオ州は国内自動車産業の集積地となっている。



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