玉木雄一郎の記者会見だけではわからない“別の顔”とは 元秘書らが証言「見るに堪えない光景」


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 一躍、時の人となった玉木氏とはどんな人物なのか。AERA dot.は昨年11月、「玉木雄一郎氏の不倫騒動“スピード会見”は危機管理能力の高さ? 3人の元秘書が明かす完璧主義者の顔とは」と題した記事を配信した。

 玉木氏を知る関係者はこぞって彼を「優秀」と評価した上で、「だからか人にも厳しい」といった指摘も出ていた。その中に、こんな話が出てきた。

「玉木氏の高圧的な言動や誹謗中傷が原因で精神的な苦痛を受けて体を壊したり、職を辞したりした地元の元秘書は多い」

 それが事実ならどんな言動だったのか――。すぐに玉木氏の選挙区の衆院・香川2区(高松市の一部、さぬき市、坂出市など)に取材に入った。

■「もう思い出しくない」と口を閉ざす人も

 元秘書や市議、事務所関係者らに取材を始めると、

「もう思い出したくない」「かかわりたくない」「どんな報復があるかわからない」「周囲の目がある」

 などと口を閉ざしたり、一切、取材に答えてくれなかったりした人もいた。少しずつ重い口を開いてくれた人もいて、結果的には多くの関係者から玉木氏の言動について、「高圧的だった」「誹謗中傷や罵声を浴びせる」といった証言を得ることができた。

 取材の中でAERA dot.が入手したボイスレコーダーには、2010年代の前半、玉木氏が当時、旧民主党の国会議員だったころ、香川県内の事務所で民主党(当時)会派の市議だったAさんに怒りをぶつけている音声が入っていた。

 市議長選をめぐる考えが違い、すぐに謝罪に来なかったことなどについて激怒していた。時間にして12~13分。たまっていた怒りをぶつけ続けると、最後は「次はないからな。徹底的に落とすからな」「覚悟しとけよ」と脅しのような口調で終わった。



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