パワハラに初謝罪「斎藤知事」を追い詰める新たな一手 「元県民局長の私文書抜き取り」首謀者が判明する可能性も


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 斎藤知事は会見で、今後どうあるべきかを述べた。

「今後は百条委員会でもご提言をいただきましたアンガーマネジメントを含むハラスメント研修を定期的に受講すると共に、ハラスメントのない風通しの良い職場づくり、再発防止に向け取り組んでいきたいと考えております。(中略)しっかりと反省をし、感謝の気持ちを謙虚な姿勢を胸に刻んで、これからの態度を改めていきたいと考えております」

 珍しく謙虚なようにも思えるが、告発文書については相変わらず「誹謗中傷性の高い文書」との姿勢を崩すことはなかった。第三者委員会の報告書では、元県民局長を公益通報者として保護しなかったばかりか、匿名の告発者を探し出し、懲戒処分にしたことを「違法」と断じ、懲戒処分を無効としている。これに対して斎藤知事は「真摯に受け止める」と言いつつも、「適切だった」と繰り返し、「最終的には司法の場で判断されるべき」と主張した。

 会見に臨んだ記者からは「自身が設置した第三者委員会の結果も、自分の考えと違えば認めないのか?」といった質問も飛んだが、斎藤知事は「真摯に受け止めます」と相も変わらず暖簾に腕押しだ。



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