国民民主・森裕子氏の有識者住所公開問題で野党会派が謝罪

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 国民民主党の森裕子参院議員が政府の民間有識者の住所をインターネット上などで公開した問題をめぐり、森氏が所属する野党統一会派は14日の参院議院運営委員会理事会で、一連の経緯について説明し、謝罪した。

 松村祥史委員長(自民)によると、統一会派の川合孝典理事(国民)が「今後このようなことがないようにしたい」と謝罪し、再発防止を約束した。松村氏は各会派に対し「一般国民の情報が漏れないよう、資料のチェックの注意付けを行っていただきたい」と注意した。

 森氏は7日の参院農林水産委員会で質問する際、政府の国家戦略特区ワーキンググループ座長代理、原英史氏の自宅住所が記された参考資料を提出し、質問後に自身のホームページで公開した。原氏側の指摘を受け、住所を黒塗りして再掲載した。

 原氏は14日、この問題についてツイッターに「私への説明があってもよいのではないか」と投稿し、森氏側から直接の説明や謝罪が行われていないとしている。

 一方、国民の大塚耕平参院議員会長は14日の記者会見で「森氏の質問が流出した、しないということと、おそらく関わりがあると思われている。いわば現在進行形の問題を抱えた当事者同士なので、(謝罪は)当事者同士、あるいは(森氏)本人が判断すべき問題だ」と語った。

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