香港の反政府デモ、平日に拡大 拘束者4000人超

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金融街セントラルの路上で、デモ隊とにらみ合う警官隊=14日、香港(共同)

金融街セントラルの路上で、デモ隊とにらみ合う警官隊=14日、香港(共同)

 【香港=藤本欣也】香港メディアは14日、政府トップの林鄭月娥(りんていげつが)行政長官が13日夜、公邸に政府高官を集めて緊急会議を行い、激化する抗議活動への対応策を協議したと報じた。夜間外出禁止令や、24日の区議会(地方議会)選の中止・延期の可否について協議したとの見方が広がっている。

 香港では14日も政府への抗議活動が行われ、ビジネス街の中環(セントラル)や、多数の邦人も居住する太古などでデモ隊が道路を一時封鎖した。

 6月9日の大規模デモ発生から6カ月目に入った抗議活動は変容しつつある。これまで市民が多数参加するデモは週末に行われることが多かった。最近は平日でも会社員ら数多くの市民が参加するようになった。

 無防備な学生に実弾を発砲するなど「警察の暴力が一層激しくなった」とする反発が広がっていることが背景にある。デモ隊と警官隊の衝突も政府庁舎周辺や繁華街だけでなく、最近はビジネス街や大学構内で頻発するようになっている。

 香港メディアによると、13日には、警官隊の催涙弾を頭に受けた少年(15)と、デモ隊に抗議している最中に頭を負傷した男性(70)が重体に陥った。6月以降の拘束者は4千人を超え、その40%近くが学生という。

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