日韓外務省局長が協議 徴用工、輸出管理めぐり 軍事情報協定も議題か





外務省に入る韓国外務省の金丁漢アジア太平洋局長(左端)=15日午前

 外務省の滝崎成樹アジア大洋州局長は15日午前、韓国外務省の金丁漢アジア太平洋局長と日本外務省で協議した。いわゆる元徴用工訴訟問題や、双方が輸出管理の優遇対象から相手国を外した措置をめぐり議論。韓国が破棄を決定し、23日に失効する日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)も議題に上るとみられる。

 日韓外務省の局長級協議は10月16日にソウルで開いて以来。両国関係が悪化の一途をたどる中、歩み寄りの糸口を探れるかどうかが焦点だ。金氏は会談前、日本外務省で「お互いの関心事について話せればいい」と記者団に述べた。



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