発達障害のある夫婦が築く幸せのかたち:家事分担と過去の結婚との違い

結婚3度目にして「やっと幸せになれた」と語る、発達障害を持つブロガー、ぷちあやさん。ADHDの傾向がある夫、安藤翼さんとの飾らない日常をつづったブログが人気を集めています。今回は、家事分担、過去の結婚との違い、そしてお二人の馴れ初めについて伺いました。

家事分担は得意分野を生かして

料理は元板前の夫、洗濯は妻が担当

発達障害の特性を持つお二人は、家事をどのように分担しているのでしょうか?

1年前に現在の住まいに引っ越してから、料理は翼さん、洗濯はあやさんが担当しています。元板前という経歴を持つ翼さんは料理が得意。あやさんは料理が苦手で、翼さんのこだわりも強いことから、料理には手を出さないようにしているそうです。

料理をする男性料理をする男性

夫のこだわりを尊重

以前、来客時にあやさんが「盛り付けだけやろうか?」と尋ねたところ、翼さんは「盛り付けも自分でやりたい」と答えたそう。料理人としてのこだわりが強く、料理から盛り付けまで全て自分で手がけたいという思いがあるようです。「職人気質の人は、自分がやっていることを途中から他の人に手を出されたくないもの」と翼さんは語ります。あやさんも夫のこだわりを尊重し、翼さんがキッチンにいる時は「絶対に入らない」と決めているそうです。

あやさんは洗濯をする時は、他のことを同時に行わないようにしています。洗濯中に仕事をすると、洗濯機を回しっぱなしにしてしまうなど、忘れ物をしてしまうことが多いからです。簡単なことでも、2つ同時にこなすのが難しいという、発達障害の特性が表れています。

過去の結婚との違い

過去の結婚相手にも発達障害の傾向?

発達障害の人は、同じ特性を持つ人に惹かれると言われますが、実際はどうなのでしょうか?

あやさんの1度目の結婚は18歳で娘を授かったことがきっかけ、2度目は当時の上司からのプレッシャーで結婚を焦った結果でした。いずれも相手と深く向き合う前に結婚を決めてしまったと振り返ります。

しかし、過去の結婚相手にも発達障害の傾向があったのではないかとあやさんは感じています。精神的な不安定さや注意欠陥など、思い当たる節があるそうです。

まとめ

発達障害を持つ夫婦が、それぞれの特性を理解し、得意分野を生かした家事分担で円満な生活を送っている様子が伺えました。次回は、お二人の馴れ初めについて詳しくお聞きします。

この記事が役に立ったと思ったら、ぜひコメントやシェアをお願いします!jp24h.comでは、他にも様々な情報を発信していますので、ぜひご覧ください。