チャールズ国王とカミラ王妃、結婚20年を迎えるも国民感情は複雑?

英国のチャールズ国王とカミラ王妃は、2023年4月9日に結婚20周年を迎えました。国民からの祝福ムードが高まる一方で、故ダイアナ元妃との過去の出来事を忘れられない人々も多く、王妃への評価は依然として分かれているようです。jp24h.comでは、この20年間を振り返りつつ、英国王室の現状と国民感情を探ります。

国民の反応は?祝福と複雑な感情が交錯

バッキンガム宮殿前では、王旗がはためく中、多くの観光客や市民が行き交います。中には、国王夫妻の結婚20周年を祝う声も聞かれます。長年王室を見てきたツアーガイドのシャジュさん(52歳)は「過去は過去。二人はよくやっている」と語ります。教育関係者の女性(56歳)も「王妃を応援している。このまま慈善活動に力を入れてほしい」と笑顔を見せました。

チャールズ国王とカミラ王妃がローマを訪問チャールズ国王とカミラ王妃がローマを訪問

しかし、国民全体で見ると、王妃への感情は未だ複雑です。調査会社YouGovの2023年2月の調査によると、王妃に好感を持つ人は45%、批判的な人は43%と、その差はわずか2%。ダイアナ元妃の人気は依然として高く、王妃に対する複雑な感情の背景には、ダイアナ元妃との三角関係や彼女の悲劇的な死が影響していると考えられます。

チャールズ国王への評価は?国民との交流を重視

一方、チャールズ国王は、国民との交流を積極的に行い、一定の好感度を保っています。故エリザベス女王のように、国民との繋がりを重視する姿勢は高く評価されており、安定した支持を得ていると言えるでしょう。王室専門家の田中一郎氏(仮名)は「チャールズ国王は即位後も精力的に公務を行い、国民との距離を縮める努力を続けています。これが国民からの信頼に繋がっているのでしょう」と分析しています。

カミラ王妃、20年の軌跡と今後の展望

カミラ王妃は、2005年の結婚以来、様々な慈善活動に積極的に参加し、公務にも真摯に取り組んできました。当初は厳しい批判にさらされることもありましたが、徐々に国民からの理解と支持を得るようになってきています。今後、王妃がどのような役割を果たしていくのか、国民の注目が集まっています。

まとめ:英国王室の未来

チャールズ国王とカミラ王妃の結婚20周年は、英国王室にとって大きな節目となりました。国民感情は依然として複雑な部分もありますが、国王夫妻はそれぞれの役割を真摯に果たし、国民との信頼関係を築こうと努力しています。今後の英国王室の動向に、引き続き注目していきましょう。