山梨不明女児の両親、台風被害の現場再訪 

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小倉美咲さんが最後に目撃された丁字路で当時の状況を説明する母のとも子さん=17日午後、山梨県道志村椿(渡辺浩撮影)

小倉美咲さんが最後に目撃された丁字路で当時の状況を説明する母のとも子さん=17日午後、山梨県道志村椿(渡辺浩撮影)
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 山梨県道志村のキャンプ場で9月21日、千葉県成田市の小学1年、小倉美咲さん(7)が行方不明になってから2カ月になるのを前に、父の雅(まさし)さん(37)と母のとも子さん(36)が17日、現場を再訪した。

 キャンプ場は台風19号で土砂や岩が流入したり路肩が崩れたりするなど大きな被害を受けたが、仮復旧工事が終わり、営業が再開されたため状況を確認した。

 雅さんは「台風で様子は一変した。美咲がここにいてほしくないという思いは妻と同じ」、とも子さんは「現場が流れたのと同時に、それによって靴などの遺留品が浮かび上がった可能性もある」と話し、近くボランティアとともに再捜索を行う意向を示した。

 美咲さんは9月21日、とも子さんや姉、友人家族らとキャンプに訪れた。同日午後3時40分ごろ、先に遊びに行った子供たちを1人で追い掛けた後、行方が分からなくなった。山梨県警は10月6日に捜索を打ち切り、行方不明者として全国に手配する一方、事件に巻き込まれた可能性もあるとみて捜査している。

 美咲さんは身長約125センチ、やせ形。不明になったときは黒の長袖シャツにジーパン姿で、緑のスニーカーを履いていた。情報提供は大月署(電話0554・22・0110)。

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