米ホワイトハウス、新型コロナの特設ページ開設 武漢の研究所から「流出」


特設サイトの開設により、コロナウイルスの起源をめぐる長年の議論に改めて注目が集まっている。コロナウイルスの発生源をめぐっては、米連邦政府機関や国際的な保健機関などが調査を実施。今年1月には米中央情報局(CIA)が報告書を発表し、コロナウイルスは研究所から流出した可能性があるものの、確信の度合いは低いとしていた。エネルギー省や国務省も同様の結論に達している。

CIAはかつて、ウイルスの発生源を特定するには情報が不足していると述べていた。世界保健機関(WHO)は、武漢の市場で動物からヒトにウイルスが広まったとの説も含めて、あらゆる仮説を検討しているとしている。

今回新たに開設されたウェブサイトは、ウイルスが研究所から流出したとの説を他の報告書よりもさらに推し進め、ウイルスが「自然界には見られない生物学的特性」を持っていると指摘。「もし、自然起源の証拠があれば、すでに表面化しているはずだ。しかし、そうなっていない」とした。

以前はワクチンや検査、治療に関する情報を提供していた連邦政府のサイト「Covid.gov」は現在、今回開設された特設サイトにリダイレクトされるようになった。

サイトではロックダウン(都市封鎖)やマスクの着用義務など、新型コロナ対策で失敗したとされる措置についても詳述している。



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