助成金詐取の疑いで再逮捕 福島県警、8200万円分


 福島県警会津若松署などは18日、東日本大震災の被災地で安定した雇用をつくるための助成金約8200万円を福島県からだまし取ったとして、詐欺の疑いで無職、佐藤仁容疑者(57)=会津若松市日新町、妻の会社員、春美容疑者(48)=埼玉県草加市中央=を再逮捕した。署は2人の認否を明らかにしていない。

 再逮捕容疑は、平成25年6月~27年5月に計8回、ご当地グルメ「会津ソースカツ丼」のソース開発目的で新たに人を雇ったなどと虚偽の書類を作成し、助成金をだまし取ったとしている。

 県警は10月、同様の手口で約4600万円をだまし取ったとして詐欺容疑で2人を逮捕。県などによると、両容疑者は23~26年度に総額約1億3千万円の助成金を受け取っており、県警はほぼ全額をだまし取ったとみている。



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