13年前の川崎通り魔事件 初公判で被告が起訴内容大筋認める

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 川崎市宮前区のトンネルで平成18年9月、近くに住むアルバイトの黒沼由理さん=当時(27)=が刺殺された通り魔事件で、殺人罪に問われた横浜市港南区の無職、鈴木洋一被告(39)の初公判が19日、横浜地裁(景山太郎裁判長)で開かれた。鈴木被告は起訴内容を大筋で認めた。

 起訴状などによると、鈴木被告は18年9月23日、同区内のトンネル内で、帰宅途中の黒沼さんの腹部や胸などを刃物で刺して殺害したとしている。

 事件をめぐっては、28年1月に別の事件で服役していた鈴木被告から殺害をほのめかす内容のはがきが神奈川県警に届き、殺害方法に関する説明と遺体の状況が一致したことなどから、29年10月に殺人容疑で逮捕していた。

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