谷原章介 車輪衝突で女児重体、運転手に執行猶予、所有者に罰金20万円判決に沈痛「何もなければまだ…」


 家族によると、女児は今も意識が回復していない。車の所有者で、被告と共にタイヤを改造したとして道路運送車両法違反罪に問われた会社員田中正満被告(51)=同=は、求刑通り罰金20万円とした。2人は初公判で起訴内容を認めていた。

 判決理由で渡辺史朗裁判長は「事故の危険性を高める改造で、悪質だ」と非難。一方、タイヤの緩みは所有者が点検するべきだとし、若本被告の刑の執行を猶予した。

 判決後、女児の父親は札幌市内で記者会見し「執行猶予が付いたことに納得していない。被害の大きさに対し刑罰が小さすぎる」と憤った。また、田中被告を自動車運転処罰法違反(過失傷害)罪で不起訴とした処分を巡り、検察審査会に23日、審査を申し立てたと明らかにした。

 谷原は「この2年間のこの女の子、そして、ご家族の気持ちを思うと本当に胸が痛いですし、4歳当時、幼稚園に通っていたその時間をそこで止めてしまっていて、もしかしたら何もなければまだ幼稚園に元気に通って小学校に上がろうと、それを楽しみにしていた頃かも知れませんし、あらためてやっぱり不正な悪質な改造というのはしてはならない、そう強く思いましたね」と自身の受け止めを話した。



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