ローマ法王、日本など歴訪出発 被爆地から核廃絶発信へ

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19日、ローマ法王特別機内で記者団にあいさつする法王フランシスコ(右)(共同)

19日、ローマ法王特別機内で記者団にあいさつする法王フランシスコ(右)(共同)

 ローマ法王フランシスコは19日夜(日本時間20日未明)、タイと日本の2カ国歴訪のためローマを特別機で出発した。23日からの日本滞在中に被爆地の広島と長崎を訪れ、核兵器廃絶のメッセージを世界に向けて発信するほか、東京で東日本大震災の被災者とも交流する。

 ローマ法王の日本訪問は、故ヨハネ・パウロ2世の1981年2月以来、38年ぶり2度目。機内で同行記者団にあいさつし「遠く離れた国の異なる文化を知ること」は重要だとの認識を示し、今回の訪問への期待を表明した。(共同)

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