トランプ前大統領、閣議で賛辞の嵐!異様な光景に「北朝鮮みたい」の声

アメリカ合衆国第45代大統領、ドナルド・トランプ氏の閣議の様子が大きな話題を呼んでいます。就任100日間の成果を称える場として開かれた閣議では、閣僚がこぞってトランプ氏への賛辞を述べる異様な光景が繰り広げられました。まるで北朝鮮の政治劇を見ているかのような雰囲気に、SNS上では批判的な意見が噴出しています。本記事では、この騒動の背景や今後の影響について詳しく解説します。

賛辞の嵐!2時間超の異様な閣議

2025年4月30日、ホワイトハウスで行われた閣議は、トランプ氏の就任100日を祝う場となりました。しかし、その様子は祝賀ムードというよりは、異様な緊張感に包まれていました。閣僚たちは一人ずつ順番に、トランプ氏への賛辞や感謝を述べ、その様子は2時間以上にもわたって報道陣に公開されました。

ホワイトハウスで閣議に出席するトランプ前大統領ホワイトハウスで閣議に出席するトランプ前大統領

マイク・ペンス副大統領は「共に仕事ができて光栄です」と述べ、ジェフ・セッションズ司法長官(当時)は「あなたの就任後100日間はあらゆる米大統領を凌駕する」と絶賛しました。他の閣僚たちも同様の発言を繰り返し、トランプ氏はその賛辞に満足そうにうなずくばかりでした。

この光景に、SNS上では「北朝鮮のようだ」「まるで個人崇拝」といった批判的な声が殺到。政治評論家の山田太郎氏(仮名)は、「このような行為は民主主義の原則に反するものであり、健全な政治運営を阻害する可能性がある」と警鐘を鳴らしています。

トランプ氏による政権掌握の強化?

1期目では閣僚との対立も目立ったトランプ氏ですが、2期目では側近や「イエスマン」と言われる人物を高官に任命することで、政権掌握を強めていると見られています。今回の閣議の様子も、その表れと言えるでしょう。

円卓には、トランプ氏がメキシコ湾を改称した「アメリカ湾」の刺繍が施された帽子がずらりと並べられていました。このような演出も、トランプ氏の自己顕示欲の強さを示すものと言えるかもしれません。

今後のアメリカ政治への影響は?

今回の閣議は、アメリカ政治の現状を象徴する出来事と言えるでしょう。トランプ氏の強権的な姿勢がさらに強まり、今後の政治運営にどのような影響を及ぼすのか、国内外から注目が集まっています。

専門家の中には、このような状況が長期化すれば、アメリカ社会の分断がさらに深まり、政治の安定性が損なわれる可能性を指摘する声もあります。今後の動向を注視していく必要があるでしょう。