茨城県警、旧車會と暴走族の取り締まり強化!ゴールデンウィークも厳戒態勢

茨城県警は、違法改造車や集団暴走行為を取り締まるため、県内全域で取り締まりを強化しています。特にゴールデンウィーク期間中は、高速道路や主要道路での検問を強化し、安全な交通環境の確保に努めています。

旧車會と暴走族、その違いとは?

暴走族は、信号無視や蛇行運転などの危険行為や騒音で周囲に迷惑をかける集団です。「珍走団」と呼ばれることもあります。一方、旧車會は、かつて暴走族だったメンバーが中心となり、古いモデルのバイク(旧車)を使って暴走族まがいの行為を行う集団です。

不正改造の実態

共通点は、不正改造バイクを使用していることです。保安基準に適合しない改造は、非常に危険で他の交通にも影響を及ぼします。例えば、ヘッドライトやテールライトの色変更、ナンバープレートの跳ね上げ、爆音マフラーやホーンの装着などです。検問で不正改造が認められた場合、「整備命令書」が交付され、基準に適合するよう整備し、陸運局で確認を受ける必要があります。

altalt茨城県警による旧車會・暴走族の取り締まり風景

高速道路PAや道の駅も標的に

暴走族や旧車會は、迷惑走行だけでなく、高速道路のパーキングエリアや道の駅などを占拠し、空ぶかしなどの暴走行為を行うこともあります。特に常磐道の守谷SAや圏央道の江戸崎PAなどでは、改造車両の集結により閉鎖されるケースもあり、一般利用者への影響も深刻です。

茨城県警の取り組み

茨城県警は、ゴールデンウィーク期間中の取り締まり強化を発表。大洗や筑波山といった地域での重点的な取り締まりも示唆しています。 自動車評論家の山田太郎氏(仮名)は、「こうした取り締まり強化は、一般ドライバーの安全を守る上で非常に重要です。違法行為を許さないという強い姿勢を示すことで、抑止効果も期待できます」と述べています。

altalt旧車會・暴走族取り締まりの様子

県民の協力が不可欠

茨城県警は、「高速道路や主要道路での検問や取締りへのご理解とご協力をお願いします」と呼びかけています。また、暴走族や旧車會に関する情報提供も求めています。「暴走族が集まる場所や時間」「爆音車両の置き場所」「旧車會の集団走行情報」など、どんな些細な情報でも提供することで、安全な地域づくりに貢献できます。