サンダルに小型カメラ、授業中スカート内を盗撮 山形県立高の教諭懲戒免





記者会見し、謝罪する山形県教育委員会の菅間裕晃教育長(右から2人目)=20日、山形県庁(柏崎幸三撮影)

 山形県教育委員会は20日、サンダル内に動画用小型カメラを仕込んで、授業中に女子高校生のスカート内を盗撮したとして、県立高校の50代男性教諭を懲戒免職処分にした。県教委の調査に男性教諭は「たびたび盗撮を繰り返した」と盗撮を認めている。監督責任を問い同校の50代女性校長を戒告処分にした。

 県教委によると、男性教諭は10年ほど前に家電量販店で購入したカメラ(長さ5×縦1×幅2センチ)をサンダルに置き、右足の親指と人さし指で挟んでみえないようにして、今年6月下旬と8月下旬の計4回、職員室や授業中の教室で後ろから3人の女子生徒のスカート内に差し入れ、盗撮した。

 6月下旬ごろ、周囲の女子生徒が男性教諭の行動が不自然で、右足に光るものが見え不審に思い、同高校校長らに相談。男性教諭は当初は否定したが、その後、保護者の被害届で県警の任意捜査で10月になって校長らに「自分がやった」と盗撮を申告した。

 男性教諭は「(盗撮が)やめられなくなり続けていた」とし謝罪の気持ちを表明しているといい、6月以降、10回以上盗撮をしたと明かしているという。

 菅間裕晃教育長は「盗撮の被害にあった女子生徒や保護者におわびをし、今後こうしたことのないよう再発防止策を徹底したい」と述べた。



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