ゴールデンウィーク終盤、5月5日から7日の天気予報をお届けします。行楽日和の立夏も油断は禁物。西日本から東日本にかけては、大雨や黄砂への備えが必要です。最新の気象情報に基づき、3日間の大まかな天気の流れと注意点、そして地域ごとの詳細な予報を分かりやすく解説します。
5月5日(月) こどもの日:立夏は全国的に晴天!行楽日和に
5月5日昼過ぎと夜遅くの天気分布
5月5日こどもの日は、二十四節気の「立夏」。暦の上では夏が始まり、高気圧に覆われて全国的に晴天が予想されます。多くの地域で初夏の陽気となり、まさに絶好の行楽日和となるでしょう。北日本では朝まで雨や雷雨のところもありますが、日中は回復傾向。西日本でも午後は雲が多くなり、九州南部では夜遅くに雨が降り出す可能性があります。沖縄は低気圧や前線の影響で大雨に注意が必要です。気象予報士の佐藤恵さん(仮名)は、「立夏らしい爽やかな陽気となりますが、地域によっては急な天候の変化に注意が必要です」とコメントしています。
5月6日(火) 連休最終日:西から雨雲拡大、大雨の恐れも
6日(火)午前6時と午後3時の雨の予想
連休最終日の6日は、西から低気圧と前線が接近するため、西日本から次第に雨が降り出します。夕方には西・東日本の広い範囲で雨となり、夜遅くには東北地方にも雨雲が広がる見込みです。7日には北日本でも雨となるでしょう。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定になり、西・東日本の太平洋側を中心に大雨となる恐れがあります。土砂災害や河川の増水、低地の浸水などに警戒が必要です。
5月7日(水) 黄砂飛来に注意:西・東日本を中心に影響広がる
7日(水)午後6時の黄砂の予想
6日の夜から西日本に黄砂が飛来し始め、7日にかけて西・東日本の広い範囲で黄砂の影響を受ける見込みです。黄砂混じりの雨となる地域もあるでしょう。気象庁は、屋外での活動や洗濯物の取り込み、車の運転などに注意を呼びかけています。特に呼吸器系疾患のある方やアレルギー体質の方は、マスクの着用など適切な対策を講じることが重要です。 専門家によると、黄砂の影響は視界不良だけでなく、健康被害にも及ぶ可能性があるため、注意が必要とのことです。
7日(水)にかけての天気と予想最高気温
5日から7日にかけては、地域によって天候が大きく変化します。最新の気象情報を確認し、適切な対策を講じて安全に過ごしましょう。