ホワイトハウスが発信したある画像が、スター・ウォーズファンのみならず、全米を騒がせています。一体何が起きたのでしょうか?事の発端は、5月4日「スター・ウォーズの日」にホワイトハウスが公式Xアカウントに投稿した一枚の画像。そこには、なんと赤いライトセーバーを握りしめたトランプ前大統領の姿が!
赤いライトセーバーの真意とは?善か悪か、SNSで論争勃発!
altフロリダ州で週末を過ごした後、ホワイトハウスに到着したトランプ前大統領(2025年5月4日撮影)
この画像はAIによって生成されたとみられ、背景にはアメリカ国旗とハクトウワシ。一見すると愛国心をアピールするかのようですが、ファンの間で物議を醸しているのは、彼が手にしているライトセーバーの色。スター・ウォーズの世界では、赤はシス、つまり悪役サイドの象徴なのです。
ホワイトハウスはこの投稿で、「過激左派の狂人たちを含め、すべての人がフォースと共にあらんことを。君たちは反乱軍じゃない――帝国軍だ。」とコメント。政治的なメッセージも含まれており、波紋を広げました。
SNS上では、「赤いライトセーバーはシスを意味するのでは?」「まさか大統領自ら悪役を演じるとは…」「ライトセーバーの色の意味を理解しているのか?」といった疑問や批判の声が殺到。ホワイトハウスの意図は不明ですが、多くのファンを困惑させているのは事実です。
スター・ウォーズと政治、その意外な関係性
altホワイトハウスが投稿した「スター・ウォーズの日」のトランプ前大統領の画像。ライトセーバーの色に注目が集まりました。
実は、スター・ウォーズの生みの親であるジョージ・ルーカス監督は、過去に「スター・ウォーズはベトナム戦争についての物語」と語っており、作品には政治的なメッセージが込められているとされています。
一部のファンは、トランプ前大統領の行動とルーカス監督のメッセージを結びつけ、「まるで映画の悪役のよう」と指摘。今回の赤いライトセーバー事件も、その一環として捉える向きもあるようです。
ローマ教皇にシス卿…奇抜な演出の背景にあるものは?
今回の騒動のわずか2日前には、トランプ前大統領が自身をローマ教皇に見立てた画像を投稿し、批判を浴びていました。このような奇抜な演出の背景には何があるのでしょうか?専門家の間では、注目を集めるための戦略、あるいは支持者へのアピールといった見方が出ています。
今回の赤いライトセーバー事件は、単なる偶然なのか、それとも計算された行動なのか?真意は定かではありませんが、スター・ウォーズの世界観を政治利用したことで、大きな反響を呼んだことは間違いありません。