ゲイツ氏 ほぼ全財産29兆円投じ途上国支援 米の対外援助削減に警鐘も


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ゲイツ氏は8日、貧困や感染症対策の支援してきた自身の財団の創設25周年にあわせて声明を発表しました。
2045年までにほぼ全財産にあたる総額2千億㌦・およそ29兆円以上を財団を通じ、発展途上国などでの活動に充てるとしています。

ゲイツ氏は「金持ちのまま死んだ、と言われることはない」とも述べています。またゲイツ氏はトランプ政権に加わったイーロン・マスク氏がアメリカの対外援助を所管するUSAID=国際開発庁のリストラを強行したことを批判しました。

ビル・ゲイツ氏
「イーロンは、私のように現場に出てUSAIDの職員に会ったことがない。英雄的な仕事だと思う。」

ゲイツ氏の財団はこれまで、ポリオやマラリアの根絶に多額の資金を拠出していますが、「ポリオの根絶はアメリカの支援なしでは不可能だ」とも述べ、アメリカの対外援助の削減に警鐘を鳴らしました。

テレビ朝日報道局



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