アメリカ、ニューヨーク郊外のニューアーク国際空港の空域で再び通信障害が発生し、およそ90秒にわたりレーダーが機能しなかったことがわかりました。
FAA=アメリカ連邦航空局は、ニューヨーク郊外にあるニューアーク国際空港の空域で、9日午前4時前通信障害が発生し、およそ90秒にわたり通信やレーダー表示に影響が出たと発表しました。
ニューアーク空港は、東京からも直行便があるニューヨークの玄関口となる空港の一つで、ユナイテッド航空のハブ空港として知られています。
先月28日にも、通信が90秒にわたり途絶えるトラブルがあり、この影響で管制官が心的外傷を受けたため法律に基づいて休暇を取得するなどし、欠航や遅延が相次いでいます。
ダフィー運輸長官は8日、「恐ろしい状況」と述べ、老朽化した航空管制システムを更新する予算計画を発表しています。