米店「10キロ1万円超える日も…」コメの高騰でアメリカ産品種“カルローズ”に注目 粘りが少なくカレー等向き


【動画で見る】米店「10キロ1万円超える日も…」コメの高騰でアメリカ産品種“カルローズ”に注目 粘りが少なくカレー等向き

■飲食店等から需要増…名古屋の店ではアメリカ産が「売上3割」に

名古屋市北区にある「幸村米穀(こうむらべいこく)」では、およそ10年前からアメリカ産の品種「カルローズ」を取り扱っています。

価格は国産のブレンド米と比較してもおよそ500円安く、特に飲食店や介護施設など、コストを抑えたい業者の需要が増えているといいます。

カルローズは国産のコメに比べ、やや大きく細長いのが特徴です。

日本の食卓に欠かせないコメですが、幸村社長は「10キロで1万円を超える日も近いかもしれない」と、今後さらに価格が上がる可能性もあるといいます。

幸村社長:
「コメ自体がないというのと、たとえ国産米の値段が下がってきても、国が『備蓄米を買い戻します』といった瞬間に、コメの値段がまた上がってくると予想しています。税込みで1万円~1万1000円、それぐらいが落とし所かなと思います」

■国産米とカルローズの違いは?

牛めしなどで知られる松屋は2024年5月から、実験的に国産米とブレンドするなどして使用していましたが、2025年4月からはカルローズ100%の導入店舗を増やしつつあるということです。



Source link