アメリカのトランプ大統領は11日、薬の価格を大幅に引き下げるための大統領令に署名すると明らかにしました。
トランプ氏は自身のSNSに「アメリカの医薬品は同じ工場や研究所で製造されても他の国の5倍から10倍も高価になることがある」と投稿しました。
その上で「大統領令の署名を12日に行い、処方薬と医薬品の価格は、即座に30%から80%引き下げる。最恵国待遇政策を導入し、アメリカの薬は世界で最も薬が安い国と同じ価格になる」と主張しました。
トランプ氏はこの投稿に先立ち「次の投稿が私がこれまで発表した中で最も重要で、影響力のあるものの一つになるになる」と説明していたほか6日にも「重大発表がある」と予告していました。
トランプ氏は薬の価格を引き下げることについて、「我が国史上最も重要な大統領令の一つ」と述べていて、事前の予告を指すものとみられます。
フジテレビ,国際取材部