【AFP=時事】ドナルド・トランプ米大統領は11日、処方薬や医薬品の国内価格を30~80%引き下げることを目指す新たな政策を発表した。週明け12日朝にも大統領令に署名するとしている。
【写真】99歳マハティール元首相、トランプ氏を批判 「古い世界に生きている」
トランプ氏はSNSへの投稿で、米国で販売される医薬品の価格を、世界最安値に合わせる「最恵国待遇」措置を導入する計画だと表明した。
AFPは詳細についてホワイトハウスに問い合わせたが、これまでのところ回答は得られていない。
トランプ氏が薬価引き下げを試みたのは今回が初めてではなく、2017~21年の第1次政権でも同様の提案をしたことがある。だが、当時は製薬業界の強い反対に遭い、計画は頓挫した。【翻訳編集】 AFPBB News