ゼレンスキー氏「プーチン氏は恐れている」 首脳会談提案に返答なし


 ロイター通信によると、ゼレンスキー氏は記者団に対し、「30日間の全面的な停戦」についてプーチン氏と直接交渉したいとの考えを示した。会談が行われなければ、ロシアには外交による解決の準備がないと判断し、米国と欧州に「強い制裁」を期待するという。

 ゼレンスキー氏は「ロシアでは全てのことがプーチン氏次第だ」とも強調した。ロイターによると、ゼレンスキー氏はプーチン氏が出席した場合にのみ、自身が会談に臨む考えを示している。

 ゼレンスキー氏は10日、英独仏ポーランドの首脳とともに、ロシアに12日から30日間の停戦を提案した。だがロシアは応じず、代わりに15日の直接交渉を提案した。ゼレンスキー氏は当初、一時停戦が交渉に応じる条件だとしていたが、トランプ米大統領が早期の会談実施を求めると、一転してプーチン氏に首脳会談を提案していた。【ベルリン五十嵐朋子】



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