ソウル市、グローバル旅行者が「一択」で選んだ…台湾・東京を抜く


◇ソウル市、アジア最高のレジャー都市に

これで市は昨年2位を記録した同じ評価で最も高いところに立つことになった。市は2023年に同じ評価で1位だったが、昨年台湾に1位を譲って2位を記録していた。だが、今年再びアジア地域のライバル都市である台湾台北(2位)を押し出した。日本東京(3位)を抜いたことも注目するべき点だ。タイ・プーケット(4位)、シンガポール(5位)が後に続く。

今回の評価に対してソウル観光財団は「ソウルが韓流コンテンツ、ショッピングとグルメ、登山観光、夜間観光、フェスティバルなど多彩なレジャーコンテンツの側面で高い競争力を備えていることを示す事例」と説明した。

グローバルトラベラーは全世界のビジネス旅行客を主要読者層としている米国のMICE(マイス、:企業会議・報奨旅行・コンベンション・展示)専門メディアだ。約110万人のチャンネル登録者数を保有していて、月470万件以上のウェブサイト照会数を記録している。今回のレジャー・ライフスタイル・アワーズは全世界の読者の投票を通じて、旅行・レジャー分野で最高の都市を毎年選定して授賞している。

◇ソウル、トリップアドバイザー評価も1位

「ソウル:ユア・コンプリート・マイス・シティ(Seoul:Your complete MICE City)」というスローガンを掲げたソウル観光財団は市がビジネスとレジャーを結合した「ブレジャー(Bleisure)」を経験しやすい場所という点を強調している。市は▽汝矣島(ヨイド)▽竜山(ヨンサン)▽瑞草(ソチョ)・江南(カンナム)・松坡(ソンパ)▽鍾路(チョンノ)・中区(チュング)▽聖水(ソンス)・広津(クァンジン)・東大門(トンデムン)などをブレジャー5大圏域に区分してグローバルマーケティングを展開している。

ソウル観光財団は今回の受賞を契機にさまざまなレジャーコンテンツを発掘してグローバル観光客を対象に広報・マーケティングを推進する計画だ。一例としてソウル登山北岳山(プガクサン)店・冠岳山(クァナクサン)店など登山観光センターを開館し、観光ペムツアーを提供する。

ソウル観光財団のキル・ギヨン代表理事は「ソウルが3年連続アジア最高のレジャー目的地最上位圏に名前が入ったのはソウルの魅力を世界の旅行者が認めているという意味」としながら「『ビジネスとレジャーが共存する都市ソウル』の魅力を世界に広く知ってもらえるように努力していく」と話した。

一方、ソウルは今年1月、世界最大の旅行プラットフォーム「トリップアドバイザー」が発表した「1人で旅行しやすい都市」 1位を占めていた。



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