日産、最終損益6708億円の赤字 2万人の人員削減を発表


【映像】関税が営業利益に与える影響は最大で4500億円

 日産は2024年5月の時点で、2024年度の最終利益を3800億円の黒字と見込んでいました。しかしその後、業績不振から下方修正を繰り返し、2025年2月に800億円の赤字見通しを発表すると、4月下旬には工場などの資産価値を見直した減損損失やリストラ費用を計上し、最大7500億円の赤字に転落する見込みだとしていました。

 決算と同時に発表した新たな経営再建策では、人員削減としてすでに公表している9000人に加えて新たに1万人以上を削減します。2027年度にかけて、グループ全体の約15%にあたる合わせて2万人を削減するということです。また、2027年度までに17の車両生産工場を10に統合します。

 2025年度の業績見通しについては、関税が営業利益に与える影響は最大で4500億円としたうえで、「現時点で合理的に算定することが困難」だとして開示を見送りました。(ANNニュース)

ABEMA TIMES編集部



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