中国・北京市で、完全自動運転で運行していたタクシーに異常が発生し、路上で炎上する事故が起きていたことが分かりました。
事故当時、乗客はおらず、ケガ人はありませんでした。
ロイター通信や関係者によりますと、13日午前、中国・北京市の路上で、自動運転タクシーを運行する「ポニーAI」のロボタクシーが、運転手なしで走行中に、異常な状態を示し、緊急停止しました。
担当者が現場に駆けつけ、処理を行っていたところ、車両が炎上したということです。
当時、乗客はおらず、ケガ人はいませんでした。
「ポニーAI」は、ことし3月から、北京市内の一部で、完全自動運転のタクシーサービスを開始していましたが、事故後、サービスを一時停止しています。
事故原因は分かっていませんが、中国のSNSでは車体が黒煙を上げて炎上する動画なども拡散されており、不安の声が広がっています。