3メガ銀、利益3兆9千億円で過去最高 先行きには関税リスクも


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 好業績の大きな要因は国内の金利上昇だ。日本銀行は昨年3月にマイナス金利を解除し、同年7月と今年1月に追加利上げを決定。銀行にとって収益の柱となる、預金金利と貸出金利の差(利ざや)が広がった。

 大企業を中心にお金を借りる意欲は引き続き強く、貸出金の増加も利益を押し上げた。欧米など海外での貸し出しも堅調だった。取引先との関係維持で保有していた政策保有株の売却も、増益の一因となった。

 三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)の純利益は前年比25.0%増の1兆8629億円だった。三井住友FGは22.3%増の1兆1779億円で、02年の発足以来、初めて1兆円を超えた。みずほFGは同30.4%増の8854億円だった。

朝日新聞社



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