高騰するコメの価格安定に向けた政府備蓄米の放出を巡り、農林水産省は16日、備蓄米を5月から7月まで毎月10万トン放出する方針を正式に発表した。一定量を放出し続けることで流通量を増やし、価格の抑制につなげる。小売店などの具体的な販売先が決まっている場合には新たに入札の優先枠を設け、流通の円滑化を進める。
また、備蓄米を落札した業者からコメを買い戻す条件をつけているが、期限を「原則1年以内」から「原則5年以内」に延長する。急速な買い戻しが進めば、価格が上昇する恐れがあることなどを考慮した。
高騰するコメの価格安定に向けた政府備蓄米の放出を巡り、農林水産省は16日、備蓄米を5月から7月まで毎月10万トン放出する方針を正式に発表した。一定量を放出し続けることで流通量を増やし、価格の抑制につなげる。小売店などの具体的な販売先が決まっている場合には新たに入札の優先枠を設け、流通の円滑化を進める。
また、備蓄米を落札した業者からコメを買い戻す条件をつけているが、期限を「原則1年以内」から「原則5年以内」に延長する。急速な買い戻しが進めば、価格が上昇する恐れがあることなどを考慮した。