水筒はどんどん小さくなっている…大人気のウォーターボトルはポケットに収まるほどコンパクト(海外)


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それなのに、世界最大級のウォーターボトルブランドであるハイドロフラスク(Hydro Flask)は、平均的なiPhoneよりも小さい超小型ボトル「マイクロ・ハイドロ(Micro Hydro)」の販売を開始した。少し不可解ではあるが、そのサイズだけでマイクロを判断すべきではない。ハイドロフラスクの愛用者は、話題になるだけの理由があると、Business Insiderに語った。

流行りのボトルは極小サイズ

2024年にはスタンレー(Stanley)のタンブラーに代わって、オワラ(Owala)の細身のボトルが人気となり、2025年にはより短くて太いブリンク(Bink)のボトルが注目を集めた。

そしてハイドロフラスクのボトルはさらに小さくなった。

2025年2月下旬、ハイドロフラスク・ジャパン(Hydro Flask Japan)とのコラボレーションによって誕生した「マイクロ・ハイドロ」が発表された。これは高さ17cmのボトルで、お気に入りの飲み物を数口分だけ入れられる。価格は19ドル(約2700円)だ。一般的なプラスチック製ウォーターボトルよりも約10オンス(約296ml)少なく、最近の定番として流行している大型タンブラーよりも25オンス(約740ml)少ない容量となっている。

オンライン限定で販売されたマイクロ・ハイドロはすぐに完売し、3月下旬には新たなカラーバリエーションが発売された。しかしそれも1日も経たずに売り切れ、以降発売されていない。

今マイクロ・ハイドロを手に入れたいのであれば、転売サイトで探すしかなく、そこではひとつ50ドル(約7000円)から100ドル(約1万4000円)で販売されている。

サンフランシスコ在住の32歳、ハイディ・ン(Heidi Ng)は、自らを「ウォーターボトル女子」と称している。スタンレー、ハイドロフラスク、イエティ(Yeti)などさまざまなブランドのボトルを試しており、それらのブランドのSNSアカウントもフォローしている。

彼女が初めてマイクロ・ハイドロに出会ったのも、そうしたSNS経由だった。それを見た瞬間、彼女は中国を旅行していた際によく目にした小型のウォーターボトルを思い出したという。

「40オンス(約1200ml)のボトルが流行っているのは、アメリカくらい」と彼女は語る。

「香港の親戚を訪ねるときにマイボトルを持参すると、みんなに『それ重くない?なんでそんなもの持ち歩くの?』と笑われる。だから、これほど小さなボトルでもそれほど驚かなかった。そう感じる人はもっといると思う」



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