リネカー氏「反ユダヤ主義」批判受けBBCの番組司会者降板 サッカー元イングランド代表


問題の動画は、パレスチナ系カナダ人の弁護士がイスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの攻撃を非難する内容で、タイトルの横にネズミの絵文字が添えられていた。

ネズミは、ナチス・ドイツでユダヤ人を指す蔑称として使われた経緯があり、複数のユダヤ系団体が一斉に反発。リネカー氏は直ちに画像を削除し、「ネズミが何を指すのか知らなかった」などと釈明した。

一方で同氏は、英紙テレグラフ(15日、電子版)とのインタビューで「イスラエルには自らを守る権利がある。だが、パレスチナ人にはないようだ。それは間違いだ」などと主張。「正しいことを言っているのだから反発を受けても構わない」とも述べたことで、ユダヤ系団体や親イスラエルの政治家などから降板圧力が一気に高まった。

同紙によると、リネカー氏は降板で来季の契約延長の可能性が消え、推定で80万ポンド(約1億4580万円)の出演料を棒に振ったとみられている。



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