5月18、19日、能登半島地震の復興状況視察のため、石川県を訪問された愛子さま。初めての被災地ご訪問だったが、愛子さまの細やかなお気遣いには目を見張るものがあった。
「七尾市の仮設住宅の集会場では、膝をつき、目線の高さを合わせて被災者にお声がけされていました。『一日も早く平穏な日常が戻りますことをお祈りしています』という労いのお言葉からも、国民一人一人に寄り添うお心が、上皇ご夫妻、両陛下、そして愛子さまへと受け継がれていることが感じられます」(皇室ジャーナリスト)
一人一人に寄り添うお心は、愛子さまのこの2日間の装いにも表れている。
「18日はグレーのパンツスーツ、19日はグレンチェックのジャケットにゆったりとした黒いパンツを合わせられていました。両日とも色味を抑え、動きやすさを重視したシンプルなスタイルです。心なしかメイクも少し薄めですし、被災者とのご交流にはどんな装いがふさわしいか、しっかりとお考えなのだと思います。
そしてバッグもシンプルなものを選ばれています。18日の黒いバッグは、『CHUCLLA』というブランドの商品で、価格は5980円だと思われます。昨年那須どうぶつ王国を訪問された際にもお使いでした。そして19日の白いバッグは、『EFOLE』というブランドの、7900円のものだと思われます。20~30代の女性から支持を集めるインフルエンサー・ERYさんとブランドがコラボしたバッグとのことです。
被災者に格式ばった印象を与えてしまわないよう、上品さは保ちながらも、高価なものや華美なものを控えられているのだと思います。細部までご配慮が行き届いており、改めて愛子さまの被災地ご訪問にかける強いお気持ちが伝わります」(ファッションライター)