「5キロ3000円台に下がらなければ総理として責任を取るか?」「史上最低の農水大臣と言われた」玉木代表VS石破総理 米の価格めぐり党首討論


【映像】「未だにその分析か」玉木代表が石破総理を“切って捨てた”瞬間

 冒頭、玉木代表は「先ほど、新しい大臣のもとで『必ず米の値段を下げる』と言われた。どのように下げるのか? いつまでに、5キロいくらまで下げるか?」と質問した。

 これに対し石破総理は「なぜ高いのかということがわからなくて下げることはできない。どこにどれだけのものが滞留しているかを把握する」として、値段については「米は3000円台でなければならない。何月何日とは言わないが、『今日の食事どうしよう』と不安に思ってらっしゃる消費者の方は大勢いるから、1日でも早くということは申し上げておく」と述べた。

 さらに玉木代表が「5キロ3000円台に下がらなければ、総理として責任取るか?」と詰め寄られた石破総理は「これは責任を取っていかねばならない。下げると申し上げているわけだから、仮に下がらないとするならば、なぜ下がらないかを説明するのは政府の責任だ」と返した。

 玉木代表は「米の高騰が続いて1年くらいになるが、未だにその分析か」と切って捨てた。

 さらに玉木代表は米の価格の高止まりの原因を「年間10万トンずつ需要が減っていくという前提に立った生産調整」として、その解決策として「減っていく前提ではなく増産に舵を切る必要がある。たくさん作ると(価格が)下がり、コストを割り込む可能性があるので、営農継続可能な所得を直接支払いでしっかり補償していく」とした。

 これに対し石破総理は「その問題意識を持って15年前、麻生内閣で農林水産大臣を務めていた。幹部は辞表を出すわ、倒れる人は続出するわ、大変だった。史上最低の農林水産大臣と言われた。だが、それはやっていかねばならなかった。そして、直接支払いは国民の税金が財源だから、どのような努力をされた方に国民の税金を使って直接支払いをするのかということ、その対象にならない方の農業をどのように守っていくのかということ、どこかに犠牲やしわ寄せを生じさせるということは最小限にしていかねばならない。ただ、『増産の方向に舵を切れ』というご主張に私は同意する」と述べた。
(ABEMA NEWS)

ABEMA TIMES編集部



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