米国サウスカロライナ州のチャールストン空港で18日、全日空機が地上走行中に、駐機していた米航空会社の旅客機と接触する事故を起こしていたことが29日、分かった。ともに機体の一部を損傷し、米機側に軽傷者が出たとの情報もある。国土交通省と全日空が明らかにした。
国交省などによると、事故を起こしたのは、ロサンゼルス空港へ移送しようとしていたボーイング787の新造機。ボーイング社の敷地から誘導路を走行中、左の翼端が米航空会社ブリーズエアウェイズのエアバスA220の垂直尾翼に接触した。
全日空機の乗員と社員にけがはなかった。米機側は2人が負傷したとの報道があり、国交省などが確認している。