【05月22日 KOREA WAVE】ソウル・汝矣島(ヨイド)の漢江(ハンガン)公園にある自転車専用道路で、突然飛び出してきた中年女性と自転車の小学生が衝突する事故が発生した。11日にYouTubeチャンネル「ハン・ムンチョルTV」で当時の映像が公開され、「これで小学生が加害者になるのか」と議論を呼んでいる。
事故は4月20日午後6時40分ごろに起きた。12歳の男子児童が自転車で専用道路を走行中、横断しようとした歩行者の女性とぶつかった。事故の瞬間は自転車に取り付けられたカメラに記録されていた。
児童と女性は救急車で病院に搬送された。児童は腕、足首の打撲傷と脳しんとうによるめまいを訴え、女性は手首とひじの骨折で全治8週間の診断を受けた。
事故の翌日、女性の娘が警察に通報。警察側は処罰を望まない旨の書類が提出されなければ、児童が家庭裁判所に送致される可能性があると説明したという。
この点に関し、番組MCのハン・ムンチョル弁護士が視聴者投票を実施したところ、「歩行者が100%悪い」が70%(35人)を占め、「歩行者がより悪い」が30%(15人)だった。「自転車がより悪い」に票を投じた人はいなかった。
ハン弁護士は「個人的にも自転車側に明確な過失があったとは思わない。ただし、多少の過失があると見なされる可能性もある」と説明した。家裁送致については「全く心配する必要はない。仮に少年部に送られたとしても『親がきちんと教育してください』と注意される程度で終わるだろう」と述べた。
(c)KOREA WAVE/AFPBB News
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