「俳優」「MC」ともに安泰な2人とは? 解散「嵐」メンバーを待ち受ける今後の展開


【写真を見る】嵐解散でも、MCで安泰なのは!? 

「活動休止中、会員数310万人と言われているファンクラブの会報には、大野以外のメンバーの写真が掲載されていました。大野に芸能活動を継続する意思はなく、4人での活動再開が検討されたこともあったそうです。しかし、復活を待ち望んだファンのためにも、5人そろって“有終の美”を飾るという決断を下したようだ」(音楽業界関係者)

 解散発表後の今月19日付の「オリコン週間ストリーミング急上昇ランキング」(集計期間5日〜11日)では、嵐の楽曲がトップ10を独占した。同ランキングは、音楽配信で前週比の再生数増加率を算出している。1位は「感謝カンゲキ雨嵐」(2000年)で上昇率が312.2%。10位の「Happiness」(07年)でも120.7%を記録した。この数字も示すように、今後は“解散ビジネス”が活況を呈しそうだが、「第2の人生」を歩むことになる各メンバーは、どの分野に活路を見出し、活躍することになるのか――。

大野は理想郷で生活。櫻井は……

「ビジネスパートナーのアドバイスを受け、宮古島でリゾートビジネスを展開しています。もともと大の釣り好きで、趣味はアート。その両方を満喫して、悠々自適な生活を送ることができる宮古島は大野さんにとっての理想郷だったのでは。その一方、両肩にタトゥーを刻まれている姿がキャッチされています。アイドル活動への決別の証だったのではないかとみる関係者は多いです」(テレビ局関係者)

 嵐の中でも、歌唱力と猛特訓したダンススキルはナンバーワンと言われ、パフォーマンスではリーダーらしく中心となりグループをけん引してきた。俳優業では藤子不二雄(A)さんの原作コミックを実写化した日本テレビ系ドラマ「怪物くん」(10年)の主人公役が、見事にハマった。全9話の平均世帯視聴率は14.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。11年に公開された映画版は興行収入31.1億円のヒット作となっている。

「怪物くんに仕えるドラキュラ役の八嶋智人さん(54)、オオカミ男役のダチョウ倶楽部の故上島竜兵さん、フランケン役の格闘家、チェ・ホンマンさん(44)ら、大野さん以外のキャストもハマっていました。それでも、大野さんは怪物くん役のイメージが定着するのを嫌い、続編はなし。ほかの作品でシリアスな役をこなしたりもしましたが、こちらはあまりハマりませんでした」(日本テレビ関係者)

 才能を惜しむ声は多いが、解散前のコンサートツアーのファイナル公演が芸能人としての最後の表舞台になりそうだ。

 櫻井は活動休止中の21年9月28日、相葉と同じタイミングで結婚を発表し、23年2月には第1子誕生を報告している。現在は日本テレビ系「news zero」の月曜キャスター、TBS系のバラエティー番組「櫻井・有吉 THE夜会」のMCを努めている。今月22日には、フジテレビ系で同局初の冠番組となる新特番「櫻井翔のワンナイトスタディ」でMCを務めることも発表された。

「08年以降、日テレの冬・夏期の五輪や選挙特番でキャスターを務めている櫻井さんですが、『zero』では櫻井さんの結婚発表や嵐解散の発表を、キャスターとして登場しない火曜日にするなど、櫻井さんへの忖度がうかがえます。ウチのプロデューサーが櫻井さんと慶応大の同級生として知られているので、その関係がブッキングにも生きたのではないでしょうか」(前出・関係者)

 俳優としても数多くの作品に出演しているが、シリーズ化されたのが日テレの「占拠シリーズ」だ。「大病院占拠」(23年)と「新空港占拠」(24年)では刑事役の櫻井が、家族や人質を救うため各施設を占拠した武装集団と対峙する姿が描かれた。そして先ごろ、今年7月期に同シリーズの最新作「×××占拠」(※正式タイトルは後日発表)の放送が発表された。

「明らかにブルース・ウィリス主演の人気映画シリーズ『ダイ・ハード』を意識していますが、櫻井さんはあまり運動神経が良くないようで、アクションにキレがありません。それでも、日テレはキャスター・俳優ともに“櫻井推し”ですが……」(放送担当記者)



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