田崎史郎氏が江藤農相を猛批判「真に受けない方がいい」「2世議員」「感覚が欠如」「期待外れ」


【写真】手を挙げながら首相官邸に入る江藤農相

 番組では冒頭から、江藤氏が官邸に入る様子を中継。その後、江藤氏が、官邸ロビーで取材に応じた江藤氏は「ただいま、辞表を提出してまいりました」「私自身、私ではいけないのではないか、という判断を私自身でいたしました」などと述べた様子も生中継した。さらに江藤氏が「この7カ月間の間、自己評価するわけではありませんが、懸命に働きました」などと、自らの実績やコメ政策などについて語った様子も約10分間、伝えた。

 ただ田崎氏は、江藤氏の会見について「あれは真に受けない方がいいと思います」とバッサリ。「というのは、備蓄米(放出)を全て自分がやられたように言ってますけど、僕が官邸を取材しているのでは、石破さんが『備蓄米を放出しろ』と強く言って、しぶしぶ受け入れたというのが農水省の実態だった。だからあまり、自分がやったように言わない方がいいじゃないか、と思いますね」と辞表提出後の発言にも苦言を呈した。

 さらに羽鳥慎一から、江藤氏について「発言のまずさ、事の重大さ、あまり認識されてないですか?」と聞かれると、田崎氏は「僕は、認識されていないんじゃないかと思います」と即答。「2世議員、江藤隆美さんの息子さんなんですけど、どうも一連の発言を聞いていて、この人本当に分かっているのかな、と。本来なら月曜日の段階で自ら辞表を出すべきです。発言したことは消せないのですから。そういう感覚がそもそも欠如していて、総理から『辞めないと言われなかったら続けます』みたいな話をしていたんですね。それは大間違いだと思います」と強く批判した。

 田崎氏はその後も、玉川徹氏の質問に答える形で、江藤氏の農相起用時の経緯を説明。農水族議員で「農相には農水を熟知している人がいい。ここは江藤さんしたいない、ということで江藤さんにした」と指名理由を明かしたが「でも、大いに期待外れ」と、ここでも強い言葉で断じた。

 江藤氏は18日に佐賀市で行われた自民党県連の政治資金パーティーに出席した際、価格高騰が続くコメについて「私は買ったことがありません。支援者の方々がたくさんコメをくださるので、まさに売るほどあります。私の家の食品庫には」などと、コメが高くて買えない消費者の神経を逆なでするような発言をした。



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