5月21日、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州で浸水した家から救助隊員が救出する様子を、カメラが捉えた。
映像には、ヘリコプターから降下し、浸水した家に近づく救助隊員の姿が映っている。
「なかに誰かいますか?」(救助隊員)
救助隊員が浸水した家に向かって声をかけると、家の中から女性の声が聞こえてきた。隊員が家の玄関側に移動すると、そこには両手に荷物を抱え、家の外へ出てきた女性がいたが、隊員は女性に次のように声をかけた。
「申し訳ありませんが、何も持って行くことはできません。薬があれば、それは持って行くことができますよ」(救助隊員)
オーストラリア南東部、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州を中心に、19日ごろから強い雨が降り続いているという。オーストラリア気象庁によると、一部地域では週末までに最大200mmの雨が予想されており、引き続き警戒を呼び掛けているという。(『ABEMAヒルズ』より)
ABEMA TIMES編集部