5月20日トーハンの週間ベストセラーが発表され、エンターテイメント第1位は『私が見た未来 完全版』が獲得した。2位には『乃木坂46 井上和 1st写真集 モノローグ』、3位には『BARFOUT! JUNE 2025 SPECIAL EDITION』がランクインした。
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先週に引き続き、『私が見た未来 完全版』が1位を獲得。同書はマンガ家のたつき諒さんが自身の予知夢体験をもとに描いた作品。1999年に出版された後、2011年に東日本大震災が発生し、表紙に記されていた「大災害は2011年3月」という“予言”が話題となり復刊された。さらに2025年7月に本当の大災難がやってくるとも記されており、7月が近づくにつれ、再び注目が集まっている。同書は中国語繁体字版(台湾・香港・マカオなど)および韓国語版の2言語でも出版され、日本のみならず海外でも話題となっている。このことが訪日客の減少に繋がっているとの報道も、複数のメディアによって伝えられている。
また5月23日には、2021年に復刻された「完全版」が国内累計発行部数100万部を突破したことが、発行元の飛鳥新社より発表された。飛鳥新社はこの快挙について《本書を通して「備えることの大切さ」に気づかされたという読者も多く、防災意識を高め、心の備えを促す一冊として、今なお幅広い世代に読み継がれています。》とコメントしている。
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1位『私が見た未来 完全版』たつき諒[著](飛鳥新社)
幻の「予言漫画」復刻!! 22年の沈黙を破り、作者が新たな警告「本当の大災難は2025年7月にやってくる」1999年に刊行され、東日本大震災を予言していた漫画として話題沸騰。絶版のため中古市場では10万円以上の値がつく本作にたつき諒氏の新たな予知夢を加え解説した完全版。元ネタにもなっている自身の夢を書き溜めた「夢日記」の内容をついに本書で初公開。漫画に描かれたもの描かれなかったもの―――「夢日記」を元に予知夢の詳細を解説。なぜ表紙に「大災害は2011年3月」と描いたのか? 「富士山大噴火」の夢が意味していたことは…そして、新たな「未来の夢」のメッセージとは―――(飛鳥新社ウェブサイトより)