【生活保護】地方に住む「月収3万円」の老齢年金受給者は生活保護費を月いくら受け取れる?


◆【シミュレーション結果】地方住みで年金収入3万円の人の生活保護費

老齢年金を受給中の方でも、一定の要件を満たせば生活保護を受給することが可能です。最低水準の収入が確保できれば、生活が維持しやすくなるでしょう。

しかし、生活保護の支給額は、住んでいる地域によって異なります。

本記事では、地方に住んでいる老齢年金受給者で年金収入が3万円ある場合、生活保護をいくら受給できるのかシミュレーションしていきます。

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年金を受給しながら生活保護も受けられる

生活保護とは、生活に困っている方に対し、困窮の度合いに応じて必要とされる保護をすることで、健康で文化的な最低限度の生活を保障し、自立をサポートすることを目的とした制度です。

支給される保護費は、国が定めた「最低生活費」から収入を差し引いた金額となります。

したがって、公的年金と働いて得た給与の合計額が最低生活費に満たない場合、その不足分が生活保護費として支給されるということです。

●生活保護を受けるための要件
生活保護は誰でも受けられるわけではなく、一定の要件を満たした世帯のみが受給できます。

 【資産の活用】

以下のような資産がある場合は、売却するなどして生活費に充てる必要があります。

 ・現金・預貯金
 ・生活に利用していない土地・家屋など
 ・自動車・バイク・生命保険など
 ・有価証券
 【能力の活用】

働ける場合は、健康状態や年齢など能力に応じて働く必要があります。

 【他の制度の活用】

生活保護以外の年金や手当金などが受け取れる場合は、それらが優先されます。

 【扶養義務者の扶養】

扶養義務者からの援助が可能な場合も、それらが優先されます。

●生活保護には8つの種類がある
生活保護には、扶助内容により以下の8つの種類があります。

生活費が不足する場合は「生活扶助」が支給され、アパートなどの家賃支払いのためには「住宅扶助」が支給されます。そのほか、医療費や介護費用など、該当するものがあれば支援が受けられます。



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